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俺ちゃんの中の人

Author:俺ちゃんの中の人
2015年9月に会社を辞めて3か月間世界一周旅行に行っていました。これからのことは模索中。

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経験価値の時代の歩き方
18世紀半ばから19世紀にかけて起こった工場制機械工業の導入による産業革命を契機として、物質が大量かつ安価に作られるようになりました。
第二次世界大戦後は、「緑の革命(Green Revolution)」と呼ばれる、1940年代から1960年代にかけての高収量品種の導入や化学肥料の大量投入などにより穀物の生産性が大きく向上した出来事があり、穀物の大量増産を達成して人類が歴史上常に頭を悩ましていた食料事情が飛躍的に改善されました。

現代に生きる我々はその恩恵を存分に受けていると言えるでしょう。
日本でアーリーリタイアを実践する・目指すというライフスタイルも、高度成長期・バブル期・バブル崩壊期の失われた10年でもさほど聞かなかったですから(※高度成長期は推測です)、豊かな時代がもたらしたものと考えても良いと思います。

そのような時代の変化とともに、人々が何に価値を置くかということも変化しています。
もともと人類の歴史は、物質や貨幣に価値を持つ時代の歴史でしたが、最近では経験価値の時代だと言われています。
経験価値とは、対象となる物質やサービスの利用経験を通じて得られる効果や感動、満足感といった心理的・感覚的な価値のことを言い、この概念の提唱者であるバーンド・H.シュミットによると、経験価値には以下の5つの側面があるとしています。

•SENSE(感覚的経験価値) 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感を通じた経験
•FEEL(情緒的経験価値) 顧客の感情に訴えかける経験
•THINK(創造的・認知的経験価値) 顧客の知性や好奇心に訴えかける経験
•ACT(肉体的経験価値とライフスタイル全般) 新たなライフスタイルなどの発見
•RELATE(準拠集団や文化との関連づけ) 特定の文化やグループの一員であるという感覚


このような時代の移り変わりの中で、注目されているものが「口コミ」です。物質的な価値は、店頭に行ってその商品を手に取り、店員と話せばある程度推測することが可能ですが、経験価値の多くは無形のものなので手に取ることができません。
では、どうやってその良さを知るのかというと、多くの人がその経験を語っている「口コミ」です。
なお、「口コミ」は、経験価値に限定されるものではなく、物質的価値に関しても有効です。
経験価値とは、モノを手に入れてそれを使用することで得られることも往々にしてあるからです。
例えば、スマフォやタブレットもモノそのものにも価値を見出すことができますが、むしろそれを使用しての便利さ・楽しさなどに価値を見出す人の方が多数でしょう。

自分自身、モノを買ったり何かを経験する時に「口コミ」は必須と言えます。
本を買うときはAmazonのレビュー、大型消費財を買うときは価格comの口コミ、食事に行くときは食べログの点数、旅行で宿泊先を選ぶ際はトリップアドバイザーやAgodaのレビュー、そのほかにも映画、洋服、医薬品、お土産、ありとあらゆることに対して検索をかけ、他人の評判を知ろうとします。
そして、真偽のほどが分からない玉石混合な不特定多数の人の情報も、ずっとそれを見続けて経験していくことで「口コミを見る眼」が養われてきます。すなわち、あまり外すことがなくなります。

同じ金をかけるのであれば、外すことなく満足を得たいというのが人情ですが、「口コミ」に依存しすぎる自分は、少し困った弊害が出ています。

・経験する前からある程度予測がついてしまい、未知に出会った喜びや感動が減る。旅行の場合だと、自由旅行にも関わらずタスクをこなしているようになる。
・本当の自分がやりたいことの評価を気にしてしまうあまり、経験機会を失ってしまう。

経験の価値とは、本来的には私たち個人個人が意味づけするものであり、社会や相手に迷惑をかけない限り他人にどうこう言われることでは全くないはずです。
特に「自分のやりたいこと」の機会を失ってしまうことは最悪のことで、それは極論すれば「自分の人生ではなく他人の人生の一部をつぎはぎして生きている」、とも言えます。

今回、何でこんなことを考えたかというと、結石のために自宅で静養していた時、スマホ版「ドラクエVIII」が1000円オフの1800円で販売して(※セールは9月24日まで)、ヒマなあまり衝動的にポチってしまったことがきっかけでした。ファミコン版のドラクエⅠから現役で楽しんだ世代であり、ドラクエファンだった自分ですが、大人になっていつしかゲームをやらなくなりました。
でも、「やっぱりやりたいなあ」という気持ちは持ち続けており、ドラクエがスマホ版にどんどん移植されているのも知っていたのですが、その口コミを見ると楽しむのは微妙な感じも受け、ずっと購入を見送っていました。
そして、今回の衝動的購入に至るわけですが、遊んでみたらやっぱり楽しいんですわ。
自分が好きなことはいくつになっても好きなんだなあ、と思うと同時に口コミに自分の行動を左右されていたことを反省した次第でした。

↓「ドラクエは楽しい、と一言いえばいいのに何を小難しいこと言っているんだ」、と思った人はポチッとな。
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社会のこと | 07:09:09 | コメント(0)
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